ギャラリーカフェわッつ

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絵描きの心をくすぐる写真家

昨日お越しになられたお客様。

山田さんの作品の1つを見て

ぜひこの写真を絵(日本画)にしたい、とのこと。

その方は15年以上日本画を描き続けており、小牧の市民展では市長賞を取ったこともあるそうです。

この写真は以前にも、油彩画家に絵にしたいと言われていたこともあるそうで、どこか絵描きの心をくすぐるようです。

山田さんは現在、「風景と旅の写真家」と名乗っていますが、この度の出来事から新たな「二つ名」を考えねばと、昨日は私と山田さんで考えていました。

「絵にしたくなる写真を撮る写真家」

がまあ無難かなあと結論付けていましたが

本日お越しくださった山田さんの奥様にそのお話しをしたところ

「絵描きの心をくすぐる写真家」

と、とてもシックリくる二つ名が返ってきて、そのあまりにも見事な回答に思わず「おー」と感嘆声をあげてしまいました。

 

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「 幽玄」(長野県下伊那郡阿智村

私は なぜか 平安時代末期の歌人 藤原俊成の唱えた

「幽玄」という言葉を 思い出していた

この歌人は 王朝和歌の 優雅な絵空事の世界に

余情という 象徴的な美をもたらした

「駒つなぎの桜」を撮影しながら

私は この名木の象徴美に 魂を奪われていたのかも・・・・

 

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