わッつギャラリーでは、2022年10月26日(水)から11月6日(日)まで、中村澄雄さんによる展覧会「中村澄雄 花しずく写真展」(写真)を行います。
棚田写真をあらかた撮り終え、次のテーマを探していた2013年。
偶々インターネットを利用していた時に、水滴の中にうつる花の写真を見つけ、次のテーマは「これだ!」と思い、撮り始めました。
撮影はスタジオで行い、スポイトで花などに水滴を落とし、その後方に花を置いて撮影します。
作品を撮っていくうちに、花と水滴の最適な距離や上手く球の水滴ができる花があること(その逆も然り)が分かったりなど、様々な発見がありました。
「皆が気がつかない面白い・非日常の風景」をテーマにこれまで写真を撮り続けてきましたが、この水滴と花の写真はまさに探していたテーマにぴったりでした。
今回の展覧会では、水滴の不思議さやこんなにきれいなものがあるのだということを、写真を通して皆さんに感じて頂けたらと思います。
中村澄雄
突然・偶然に浮かんできたテーマを元に写真を撮り始め、撮り尽した感が出てきたらテーマを次の新しいものに変えている(そのサイクルは毎回おおよそ7~8年ぐらい)。
高校時代より写真を始め、大学進学で浜松市に移ってからまず「灯篭」の写真を7~8年、次に「カラマツ」を7~8年、次に「橋」を7~8年、次に「棚田」をテーマに7~8年撮り続けた。
2013年頃より「水滴と花」をテーマに写真を撮り続けているが、仕事辞めて時間ができてからは同時に複数のテーマの写真を撮っている(「段戸裏谷原生林」「京都もみじ三彩」)。
個展(ギャラリーカフェわッつ)
・2014年08月 棚田と水辺の植物たち
・2016年09月 中村澄雄 棚田写真展
・2017年08月 中村澄雄 「橋」写真展
・2017年09月 中村澄雄 「花雫」写真展
・2019年02月 中村澄雄写真展 段戸裏谷原生林
・2022年02月 中村澄雄写真展 京都もみじ三彩
・2022年09月 中村澄雄 四季の棚田写真展
展覧会風景&作品たち
「アレチウリの蔓とひまわり」
「アレチウリの蔓とコスモス」
「ツルウメモドキと皇帝ダリア」
「ハイビスカスの雌しべと万両の実」
「芙蓉(フヨウ)の雌しべとひまわり」
「ユウゲショウとひまわり」