わッつ「ミニ」ギャラリーでは、2022年11月9日(水)から11月20日(日)まで、山中良子さんと西尾千賀子さんよるミニ展覧会「秋から冬へ」(伊勢型紙)を行います。
秋から冬への季節の移り変わりを伊勢型紙で表現しました。
*11月27日(日)まで期間を延長することになりました!
山中良子
長い教員生活を定年退職し、書道を学び、師範を取りました。そんな頃、伊勢型紙作品を見る機会があり、これなら書の大作などの制作をする体力がなくなっていた私にもできるかと考えて始め、これまで15年ほど取り組んできました。伊勢型紙の伝統文化としての奥深さや魅力に励まされて今日まで制作を続けております。
・日本エストニア友好協会賞
・愛知県教育委員会長賞
・東海テレビ賞
・豊田市文化振興財団賞
・名古屋市市民芸術祭 市長賞 他多数受賞
西尾千賀子
仕事の退職を機に、文様の奥深さや細かさが気に入り、伊勢型紙を始めました。家での時間で伊勢型紙や和紙切り絵、押し花などの新しい作品を制作しています。
ミニ展覧会(わッつミニギャラリー)
・2020年05月 伊勢型紙と和紙で彫る「おくのほそ道」 前期
・2020年06月 伊勢型紙と和紙で彫る「おくのほそ道」 後期
2022年11月11日(金)の中日新聞の紙面上(近郊版)にて、このミニ展覧会について取り上げていただきました!
ミニ展覧会風景&作品たち
「雪の平泉金色堂」(山中良子)
雪のぽったりと降り積もる感じを出すのに苦労しました。バックの空に、雪に、と4度紙を重ねて奥行きを出しました。(デザインナイフと丸錐使用)
「撞木館秋色」(山中良子)
毎年伊勢型紙展を行っている、名古屋市東区・文化のみち「撞木館」の深まる秋に、吊るし柿を見た時、最高の秋色を見た気がしました。(デザインナイフと丸錐使用)
「夕焼け小焼けの帰り道」(山中良子)
黒色の型地紙をナイフで彫りました。繊細な線を出し、おじいちゃんと孫が一仕事を終えてホッとした楽しい気分を出せるようにしました。夕焼け色は、土佐典具帖紙を裏から貼りました。