わッつギャラリーでは、2月23日(水)から3月6日(日)まで、ぬばたまの会による展覧会「金継ぎ~よみがえる器たち~」(金継ぎ)を行います。
2022年2月24日(木)の中日新聞紙面上にて、ぬばたまの会による金継ぎ展を記事で紹介していただきました!
「木の葉形小鉢」
時代: 江戸初期
直し: 金
名古屋城内の御深井丸で焼かれた灰釉系の焼き物。長石に木灰を混ぜて作った釉薬が焼成中に釉薬に含まれている鉄分によって淡緑色に発色する。
「塩笥(しおげ)」
時代: 李氏朝鮮時代のもの(と思われる)
直し: 金
元々朝鮮において塩や味噌などを入れる器であったものが、渡来すると茶碗や香炉などになったもの。蓋は自作(豚の皮に漆の色付け)。
「常滑焼の急須」
時代: 現代(40年以上前に購入)
直し: 金と赤漆
根来塗りが好きであったため根来っぽく仕上げた。
「夏茶碗」
時代: 不明
直し: 金と銀
「白磁盃」
時代: 清
直し: 金と銀
清(大清帝国)は1616年に満洲に建国され、漢民族の王朝を倒し、1644年から1912年まで中国本土とモンゴル高原を支配した最後の統一王朝である(ウィキペディアより転載)
「ぐい呑み」
時代: 江戸
直し: 卵の殻と螺鈿(らでん)
以前の所有者が直していて酷い段差があったが、それを活かして卵と螺鈿を埋め込んで磨いた。
「印判皿」
時代: 明治
直し: 金
「白磁の壺」
時代: 李朝
直し: 銀
李氏朝鮮は、1392年8月から1897年10月にかけて朝鮮半島に存在した国。王朝名としては李朝(りちょう)(ウィキペディアより転載)