わッつギャラリーでは、2011年2月4日(金)から2月16日(水)まで、森哲荘さんによる「森哲荘 木彫り展」を行います。
森さんは1946年(昭和21年)生まれ。木彫の世界に入ったのは高校生の時(15歳ごろ)。勉強より仕事をした方がよいと、父親に半ば強制的にやらされたことがきっかけでした。
以来、約50年間木を彫り続けてきましたが、その間にはいくつも賞を受賞し、平成5年にはその功績が認められ、「日本の伝統工芸士」として認定されました。
(参考URL: http://www.kougeishi.jp/kougeishi.php?kougeishi_id=503091)
森さんは、好きな時に木を彫ることができる今の仕事がとても好きで、あと10年ほどは続けたいとのことです。
以下は、森さんご本人からです。
200年の歴史を持つ木彫の里「米原市上丹生(かみにゅう)」に生まれ、父、森秀男に木彫の手ほどきを受け、以後、48年間木彫を続けてまいりました。
その時々に制作した作品たちです。
御笑覧下さい。
2011.2.1 森哲荘
■2011年2月1日(火)
わッつギャラリーへの作品の展示を快く引き受けてくださった森さんですが、今年は仕事の依頼がたくさん入っていて忙しく、ここ愛知県春日井市までは足を運べないとのことでした。
そこで、こちらからお願いしたこともあり、森さんの工房まで作品を取りに行ってきました。
出発した当時の春日井市の天気は曇りでしたが、西に車を走らせると関ヶ原辺りでは雪がちらつき、上丹生では雪こそ降ってはいませんでしたが、以前からの雪が融けずに高く積もっていました。
森さんの自宅&工房に着いたとき、最初に出迎えてくれたのは ・ ・ ・
人懐っこい柴犬の早太郎?速太郎?(名前を失念しました)
(*2011/03/10 本名が「ハヤ太郎」ということが判明)
遊びの相手を少しした後、森さんとの打ち合わせのため自宅にお邪魔しましたが、打ち合わせが終わって外に出ると、犬小屋の中に。
遊び疲れたのか、下の写真の体勢のまま寝ていました(笑)
この度の展覧会には彫像やレリーフなど、大小含めて20点ほどを出品していただけることに決まり、さっそくそれら作品を載せる台と共に車に積み込み、上丹生を後にしました。
■2011年2月3日(木)
以下、展覧会の模様を写真で少し紹介します。