ギャラリーカフェわッつ

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苔玉・陶玉盆栽展 by 安藤豊彦

わッつギャラリーでは、9月17日(金)から9月22日(水)まで、安藤豊彦さんによる「苔玉・陶玉盆栽展」を行っています。また、21日(火)の14:00より、現代美術について安藤さんによる講演がわッつの2階で行われます。

 

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普通は苔玉に土を使いますが、安藤さんの苔玉は他の苔玉とは異なり水を使います(水耕栽培に似ている)。他の苔玉職人や植木をやっている人たちなどは、彼のやり方に初めはとても戸惑うようです。

苔ばかりに注目が行きそうですが、今回の展覧会の題にありますように、「陶玉」にも注目して欲しいとのことです。

安藤さんが苔玉を始めた理由として、以下の4つがあるそうです。

(1)自宅周辺など、元々安藤さんの生活環境には苔が多く存在し、苔が大変身近なものであったこと。

(2)身近な存在であった苔を芸術的(絵的)にとらえていたこと(石垣などについた苔を美しいと感じていた)。

(3)人に使われるのが嫌で、普通に会社で働くことが嫌いであったこと。

(4)食品関係の仕事をしていて、植物などを育てることに興味があったこと。

安藤さん曰く、苔玉にはいろいろな想い入れがあるそうです。例えて言うならば、苔玉はペットのようであり、一人歩きする子供のようでもあるそうです。さらに、好きな人に渡したい、物としてのラブレター、ラブ・メッセージ(Love Message)でもあるそうです。

また、苔玉は他の芸術作品(絵画など)と違い、実際に生きている芸術ですので、お客様が安藤さんの続きをなさる、お客様との共同制作の芸術であると仰っていました。

 

以下は、苔玉・陶玉盆栽展の様子の一部です。

実物は写真の何倍も素晴らしいので、是非、ギャラリーカフェわッつへお越しになり、直接ご覧になってください。

 

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