わッつギャラリーでは、2011年11月18日(金)から11月23日(水)まで、村重啓葉さんによる「村重啓葉 墨遊展」を行います。
村重啓葉
1949年 愛知県瀬戸市に生まれる
斉藤皋石氏に師事
2000年 啓石の雅号を受ける
木下三枝子氏に師事(銀葉舎主宰)
2003年 啓葉の雅号を受ける
同上 春秋画壇公募に初出品する
第14回春秋画壇 奨励賞受賞
(大阪市立美術館)
2004年 春秋画壇 評議員に推挙される
(大阪市立美術館)
2006年 第17回春秋画壇 堺市議会議長賞受賞
(大阪市立美術館)
2011年 墨彩画個展(GALLERY CAFE わッつ)春日井市
筆が走る、墨がおどる
命のきらめきと躍動感を一期一会の
思いで描き続けて現在にいたる
村重啓葉さんは現在大阪府堺市に住んでいますが、元々は愛知県瀬戸市の出身です。
瀬戸市は陶器で有名ですが、村重さんは学生時代、陶器はおろか水彩や油絵、その他芸術をしたことがありませんでした(中学時代に写生で賞を取ったことはあるそうです)。
しかし10年以上前、知人の紹介で斉藤皋石氏の作品展へ行き、そこで斉藤氏の作品に大変感銘を受けたことをきっかけとして墨彩画を始めました。
墨の魅力は癒しで、落ち着いた静かな時間を過ごせる。そして、墨彩画はおもいきり好きなように筆を運べるところが自分の性格に合っている、とは村重さん。
その性格を反映してか、作品は墨の勢い(スピード感)と強弱のある筆使いを感じさせる素晴らしいものに仕上がっています。
村重さんはこれまで様々な作品展に自身の作品を出品していましたが、個展は今回が初めとのことです。