ギャラリーカフェわッつ

「驚き」と「感動」の「わ」ッつを 春日井へ 愛知へ 日本全国へ そして 全世界へ!

これだからやめられない

人の縁はどこでどうつながるか分かりませんが、つながったときは本当に不思議で面白く感動的ですらあります。

わッつでこのような機会を経験することが時々ありますが、経験してしまうと(店は)「これだからやめられない」となってしまいます。

先日、いつもお越しくださるお客様が身内(仮にAさんとします)を連れてご来店くださりました。

Aさんは「小原和紙」に大変な感銘を受け、自分で作ってみたいとの強い想いを持つようになり、実際小原村へ移住して和紙を作るようになりました。

Aさんのお話を聞いているうちに、ふっと思い出したのは、今から6年ほど前にある方が下さった作品のことでした。

その作品は、小原村出身の和紙工芸作家「山内一生」さんによる、和紙を重ね合わせて指で描いた「和」という文字の作品です。

わッつの「わ」が「和」の意味を持つこともあり、この山内さんの作品がわッつに合うのではということで下さりました。

頂いてから時々は飾っていたのですが、時が経つにつれて他に色々な作品を頂いたり購入したりなどして作品が増えるにつれ、店で飾る機会がなくなり、倉庫に眠っていました。

今回、Aさんがご来店くださったことで作品の存在を思い出し、すぐに倉庫に走って作品を見つけ出してAさんにお見せしました。

Aさんは(当然のことながら)山内さんのことをご存知で、この3枚の和紙を張り重ねて指で書いた「和」という文字の作品を見てとても感銘を受けていました。

またちょうどこの時、わッつミニギャラリーで現在展覧会を行って下さっている岡崎さんがご来店され、何か感じるところがあったのか唸っていました(岡崎さんは鳥の羽や竹などを筆として使いますが、この作品では山内さんは指で書きました。何か次の作品へのヒントなどがあったのでしょうか?)

 

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