わッつギャラリーでは、2012年11月16日(金)から11月21日(水)まで、熊澤燿子さんによる「シャドーボックス展」を行います。
シャドーボックスとは同じ絵柄のプリントを5枚から10枚ほど使用して、パーツをカットして貼り重ねることで、原画に立体感を持たせるペーパークラフトです。
17世紀頃、ヨーロッパの貴族の間で流行したデコパージュがもとになっていて、その後アメリカに渡り今の形になったといわれています。
作品作りの際には、人は人らしく、花は花らしく、堅い物ややわらかい物など、よりリアルに表現できるよう考えながら紙に表情をつけていきます。
完成した作品は厚みのある額に入れられ、その影が作品に深みを与えフレームの中の絵が立体となって蘇ります。
展覧会風景&作品たち