わッつ「ミニ」ギャラリーでは、2023年1月11日(水)から1月29日(日)まで、山中良子さんよるミニ展覧会「新春万福」(伊勢型紙)を行います。
「新春万福」とは、新春に幸福があふれることをお祈りします、の意。
昨年末にも「七福神」や「百寿」など縁起の良い物を中心に作品を展示しましたが、今年も初回は縁起の良いものをとの想いから、一部作品を昨年に引き続き展示しています。
「孔雀」は邪気払いや子孫繁栄の意味を持つ鳥です。
「七福神」への信仰により七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
ここ数年、悪いニュースで日本が、世界が暗い影に覆われています。
覆われた暗い影を払い、福をもたらす。
今年が皆様にとって良き年になりますよう心より願っております。
山中良子
長い教員生活を定年退職し、書道を学び、師範を取りました。そんな頃、伊勢型紙作品を見る機会があり、これなら書の大作などの制作をする体力がなくなっていた私にもできるかと考えて始め、これまで15年ほど取り組んできました。伊勢型紙の伝統文化としての奥深さや魅力に励まされて今日まで制作を続けております。
・日本エストニア友好協会賞
・愛知県教育委員会長賞
・東海テレビ賞
・豊田市文化振興財団賞
・名古屋市市民芸術祭 市長賞 他多数受賞
ミニ展覧会(わッつミニギャラリー)
・2020年05月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 前期
・2020年06月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 後期
・2022年11月 秋から冬へ
・2022年11月 新しい年へ
ミニ展覧会風景&作品たち
「十二支福」
「福」の文字の中に十二支の動物が散りばめてあります。
「福寿」
縁起の良さそうに輝かしい「福寿」の文字。文字の中には、江戸時代から伝わる宝尽くしの品々が、さらに福寿をもたらし、輝かしい新年が迎えられそうです。
「福寿の『福』」
文字の中に江戸時代から伝わる宝尽くしの品々があります。
「福寿の『寿』」
文字の中に江戸時代から伝わる宝尽くしの品々があります。