わッつ「ミニ」ギャラリーでは、2022年11月30日(水)から12月11日(日)まで、山中良子さんと西尾千賀子さんよるミニ展覧会「新しい年へ」(伊勢型紙)を行います。
「七福神」や「百寿」など縁起の良い物を中心に作品を展示します。
新年、2023年まで残すところあと1ヶ月。
ここ数年、悪いニュースで日本が、世界が暗い影に覆われています。
どの作品も一彫り一彫りに心を込め、願いを込めて仕上げました。
覆われた暗い影を払い、福をもたらす。
皆様の新しい年がさらに良きものになりますように。
山中良子
長い教員生活を定年退職し、書道を学び、師範を取りました。そんな頃、伊勢型紙作品を見る機会があり、これなら書の大作などの制作をする体力がなくなっていた私にもできるかと考えて始め、これまで15年ほど取り組んできました。伊勢型紙の伝統文化としての奥深さや魅力に励まされて今日まで制作を続けております。
・日本エストニア友好協会賞
・愛知県教育委員会長賞
・東海テレビ賞
・豊田市文化振興財団賞
・名古屋市市民芸術祭 市長賞 他多数受賞
西尾千賀子
仕事の退職を機に、文様の奥深さや細かさが気に入り、伊勢型紙を始めました。家での時間で伊勢型紙や和紙切り絵、押し花などの新しい作品を制作しています。
ミニ展覧会(わッつミニギャラリー)
・2020年05月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 前期
・2020年06月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 後期
・2022年11月 秋から冬へ
ミニ展覧会風景&作品たち
「七福神」(山中良子)
福を招く七人の神様が皆、笑顔で楽しそう。
やはり「笑う門には福来る」。
新しい年を笑顔で迎えたいものですね。
「十二支福」(山中良子)
「福」の文字の中に十二支の動物を散りばめました。行く年、来る年、どの年にも十二支がいます。来年も干支の「兎」と共に、福がピョーンと訪れますように。
「小野小町」(西尾千賀子)
「宝船」(西尾千賀子)
「百寿」(山中良子)
めでたいお祝いの言葉や祝い事、また長命、長寿などの意味を持つ「寿」という文字を百字集めて、めでた尽くし。これ以上のめでたさはないかも!