わッつギャラリーでは、2023年8月16日(水)から8月27日(日)まで、山中良子さんによる展覧会「山中良子の伊勢型紙と刻字展」(伊勢型紙・刻字展)を行います。
仏像や武者、招き猫、鶴など、大作かつ緻密な伊勢型紙作品と、古代文字などを彫った刻字(木板に字を書き、それを彫ってできたもの)作品を展示します。
伊勢型紙:
今から15年ほど前、教員生活を定年退職して春日井市の図書館で働きだした後、伊勢型紙の展示イベントに関わったことがきっかけで、これなら書の大作などの制作をする体力がなくなっていた私にもできるかと考えて始めました。
伊勢型紙の伝統文化としての奥深さや魅力に励まされて今日まで制作を続けております。
刻字:
小学一年生の頃から書道を始め、定年後に先生について本格的に書道を学び、師範を取りました。
以前から常々、書を平面より立体(光と影、陰影)のある作品にしたいと思っていましたが、偶然にも書の先生が刻字をやっていることを知ってチャンスだと思い、書とほぼ同時期(20年ほど前)に始めました。
山中良子
長い教員生活を定年退職し、書道を学び、師範を取りました。
そんな頃、伊勢型紙作品を見る機会があり、これなら書の大作などの制作をする体力がなくなっていた私にもできるかと考えて始め、これまで15年ほど取り組んできました。
伊勢型紙の伝統文化としての奥深さや魅力に励まされて今日まで制作を続けております。
・日本エストニア友好協会賞
・愛知県教育委員会長賞
・東海テレビ賞
・豊田市文化振興財団賞
・名古屋市市民芸術祭 市長賞 他多数受賞
ミニ展覧会(わッつミニギャラリー)
・2020年05月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 前期 (グループ展)
・2020年06月 伊勢型紙と和紙で彫る
「おくのほそ道」 後期 (グループ展)
・2022年11月 秋から冬へ (グループ展)
・2022年11月 新しい年へ (グループ展)
・2023年01月 新春万福 (グループ展)
展覧会風景&作品たち
「風神雷神」2022年 G.A.M展 愛知県知事賞受賞作品
「幼き日の弁慶(鬼若丸)」
「黙」(素材:発泡スチロール)
昔からにぎやかな人がいたのかしら?
「黙」という意味の言葉が必要だったのですね。
「沈黙は金」
現代ではどうかな。
「壺」(素材:木)
始めは取っ手のついた壺そのものの形です。
それが可愛らしく、楽しそうで作品にしてみました。